2025.06.10 Tue

ブランディングの始まりは、会社の小さな課題がキッカケになる【ぶら談vol.9】

ブランディングという言葉がキライ!?

DoBrandingの朝岡です!

実は私はブランディングの仕事をする身でありながら、以前は「ブランディング」という言葉があまり好きではありませんでした(笑)。

なぜなら、ブランディングという言葉には、どうしても見た目を実体以上によく見せる行為、という表面的なイメージがつきまとうからです。

だから私たちDoBrandingでは、「外見とは一番外側にある内面である」という言葉を大切にしています。

ブランディングは単なる表面的な演出ではなく、企業の内面、つまり思想やビジョンを基に、企業の本質を深く掘り下げることで始まる活動です。

そして、私はブランディングとは意図的な活動でありながらも、ある意味で結果論であるべきとも思っています。

例えば、店舗を改装したり、従業員教育を見直したり、商品を改良したりする。それら一つひとつの取り組みを地道に積み重ねた結果、「気がつけば選ばれる会社になっていた」となるのが理想的なブランディングの形だと思います。

ブランディングの仕事が始まるきっかけは?

ブランディングのお仕事が、「ブランディングをお願いします!」と依頼されて始まることはありません。

むしろ、企業が何かしらの問題を抱え、それを解決しようとした結果、ブランディングにつながるケースが多いのです。

例えば、ホームページを改訂したいという依頼があり、デザインや文章を考えるために自社の伝えたいメッセージやありたい姿を再定義する必要が出てくるケースがあります。

別の例では、採用活動が上手くいかないというお悩みから、「どんな人に入社して欲しいのか?」を考える定義するために企業の価値観や文化を言語化することが求められるケースがあります。

ブランディングの入口は、ブランディングではない。

このように、一見すると単なる業務課題のように見えるものでも、その課題解決のために掘り下げていくと「企業の理想の姿を明確にする」というブランディングの本質の作業にたどり着くのです。

ブランディングの入口はブランディングではありません。企業で表面化している小さな課題が入口となり、その課題解決のために企業の本質にたどり着く必要性が生まれてくるのです。

言い換えれば、ブランディングを始めることは、決して大きな決断ではありません。むしろ、日常の中で会社に転がる小さな課題を見つめ、ひとつずつ解決しようとする姿勢を持つことが、ブランディングを始める第一歩なのです。

東京と名古屋を中心に活動する、広告会社ドーマン・アイシーでは、

顧客企業様のブランド価値向上を目指したブランディング伴走支援事業「Do Branding」を展開中です。ブランドづくりに課題をお感じの方はぜひご相談ください。

CONTACT