2023.05.25 Thu

マニラの屋外看板はマスメディア???

みなさんこんにちは!

ドーマン社員の体験記録、第3弾です!

 

先日、弊社代表と朝岡がフィリピン・マニラに訪問してきました!

今回は、実際に訪問した朝岡に訪問記を綴っていただきました(^_^)!

 

 

 

コロナも落ち着きを見せた1月下旬、社長と私の2人は、マニラの地に降り立った。空港を出た途端、アジア独特の空気感が体を包み込む。

今回の目的は、現地広告会社とのアライアンスの模索、そして成長著しい東南アジアの街の様子や広告事情を生で体感すること。結果的には体感しすぎて目眩いがするほどの旅だった。

空港から市街に向かう途中、ロードサイドのいたるところに大きなビルボードが立ち並ぶ。

マニラはOOH(Out Of Home Media)、つまり屋外広告が非常に活況な街だ。

その理由はフィリピンの経済的事情に影響しているようだ。

 

 

フィリピンは貧富格差が大きい。中間層が少なく、一部の富裕層とそれ以外の貧困層という構図だ。消費活動が限定的な貧困層が大多数のため、国民に広く行き渡る情報メディアがまだ発達していないようだ。

テレビ局は、マニラ周辺だけでも20以上の放送局がひしめき合っているそうで、広く行き渡るマスメディアにはなっていない。

したがって、屋外広告が多くの人に届くメディアとして定着していると思われる。

また、マニラの街は渋滞が激しい。車が停止したり、ノロノロ運転の時間も多い分、ロードサイドの看板も視認効果が高いという点も見逃せない。

ビルボードは、とにかくデカい。日本であれば屋外広告条例で一発アウトなロードサイドの巨大デジタルサイネージや、道路の頭上看板にQRコードが掲出されていたり、看板を見ているだけで、楽しい気分になれる。

 

 

マニラの街は、独特な雰囲気がある。

経済発展している街はマカティCBDやBGCといった計画都市に集中しており、そのエリアだけ超近代化している。そのエリアから一本通りを挟むとスラム街が広がる場所もあり、貧富の差が隣接している異様な景色が見られる。

 

 

フィリピンの人口は1.1億人(2021年)と日本とほぼ同等だが、フィリピンの平均年齢は、24歳と極めて若い。英語が第二公用語で教育水準も徐々に高まっていることから、今後は大きな経済成長が見込まれる。なによりフィリピンは親日国であり、日本に好意を持つ人がASEANの中でトップという調査データもある。ビジネスにおいて今後一層、日本とフィリピンの関係性は高まっていくことだろう。

 

 

一歩日本を飛び出すと、また違った広告と出会えますね!!

今回はフィリピンの視察ということで記録していただきましたが、弊社ではニューヨークの媒体を取り扱っております!

ぜひご興味ある方は、ニューヨークの媒体ページもご覧いただき、

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